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Archive for the ‘ベンダー動向’ Category

InfoWorld誌「Bossies 2014 Award」でBonita BPMがひとり勝ち

2014年10月4日 コメントをどうぞ

2014年度の米国InfoWorld.comのBossie(Best Of Open Source Software) Awardsが発表されました。
2013年度は、ベスト・オープンソースBPMSには、”Bonita BPM”と”Activiti”の2製品がありましたが、本年度は製品が淘汰され、”Activiti”が敗退し、”Bonita BPM”のみになっています。
今年3月の米国BPM技術コンファレンス「bpmNext」参加の折、”Activiti”はビジネスで苦戦しているとの噂を聞きましたが、案の定でした。

2014年度はベスト・オープンソースBRMSではDroolsが選ばれているのが注目です。

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Process Modeler for Visio を使ったBPMN 2.0 サンプルプロセス図を公開

2014年6月9日 コメントをどうぞ

2004年6月7日、オープンソースBPMジャパン株式会社は、BPMN 2.0 サンプルプロセス図の公開第2弾として、先般、公開されたBonita BPMの以下の18種のBPMN 2.0サンプルプロセス図(実装図)の元になるProcess Modeler for Visioで作成したビジネスプロセス設計サンプル(設計図)を公開しました。

1: 人材募集と採用
7: 請求書チェック 13: ITヘルプデスク
2: 社員休暇管理 8: 販売ノルマの設定 14: インシデント管理
3: 新規社員の配属 9: クレーム管理 15: ロードマップ管理
4: 出張申請 10: ローン承認 16: 支出権限レベル(EAL)申請
5: 提案依頼RFP 11: 予算編成 17: プロセス・ガバナンス
6: 注文書チェック 12: 旅費精算 18: 認証

これらの例図は「BPMNメソッド&スタイル」ブックに沿うもので、プロセス分析・設計段階でのBPMN 2.0成果物イメージと表現スタイルの実践的学習に役立つと思います。

また、Process Modeler for Visioを使用した上流設計成果物をBPMN 2.0 XMLファイルにエクスポートし、Bonita BPMや他のBPMN 2.0 サポート表明BPMS製品にインポートする実装検証材料として活用することも可能です。

この例図とBonita BPMの例図を見比べてください。サブプロセスの表示方法に多少の差異がありますが、ビジネスルール上の意味的表現(セマンティックス)には、相違がないことがお分かりいただけると思います。

Bonita BPMの国内Webサイトが公式オープン、BPMN2 サンプル図を一挙公開

2014年5月26日 コメントをどうぞ

Bonita BPM の日本国内での商用版製品販売とトレーニング&サポートの事業展開を目的にオープンソースBPMソリューション株式会社が活動開始。同社のWebサイトコンテンツもほぼ整い、BPMN 2.0の紹介が始まっています。

BPMN プロセス モデル ルーム」では、18の実践的BPMN 2.0プロセスモデルが公開されました。

1: 人材募集と採用
2: 社員休暇管理
3: 新規社員の配属
4: 出張申請
5: 提案依頼RFP
6: 注文書チェック
7: 請求書チェック
8: 販売ノルマの設定
9: クレーム管理
10: ローン承認
11: 予算編成
12: 旅費精算
13: ITヘルプデスク
14: インシデント管理
15: ロードマップ管理
16: 支出権限レベル(EAL)申請
17: プロセス・ガバナンス
18: 認証

完全日本語 実行可能サンプル  プロセス集」では、Bonita BPMで実際に稼働する実行可能な5つのサンプルモデルと組織モデルが公開されました。

1: MINIを買う
2: ITヘルプデスク
3: 出張申請
4: 新規社員の配属
5: 調達

また、「BPMN2の究極的ガイド」ブックとBonita BPMのコミュニティ版が無償でダウンロードできます。
これらのサンプルプロセスモデルは、実践的かつ実証的で、このWebサイトにアクセスすれば、無償でBPMの最新技術とBPMN 2.0のパワーの学習を始めることができます。

今後、私はこのサイトを借りて、実践的なビジネスプロセス指向アプリケーションの設計と開発方法論について、解説して参ります。

岩田

BPMN 2.0 モデル交換のライブ・デモがYoutubeで公開される

2014年3月31日 コメントをどうぞ

先日紹介した「BPMN Model Interchange(XMLによるモデル交換) のライブデモ」が次のURLで見られます。

https://www.youtube.com/watch?v=Tf7ktcnV3OQ

このデモは、先週米国のモントレーで開催されたBPMイベント「bpmNEXT」で行われた10ベンダー競演による45分間のライブデモの収録です。

実は私も同イベント会場で聴衆していた参加者の一人でした。

ご覧になれば、BPMソフトウエアの分野ではBPMN 2.0 XMLによるモデル交換がポピラーになっていることが分かると思います。

Bonita BPMとActivitiの2製品が2013年ベスト・オープンソースBPMに選ばれる

2013年10月30日 コメントをどうぞ

米国InfoWorld.comのBossie(Best Of Open Source Software) Awardsは、毎年、あらゆる分野のオープンソース・アプリケーションから30製品を選択し表彰しています。

ソース: http://www.infoworld.com/slideshow/119652/bossie-awards-2013-the-best-open-source-applications-226975#slide23

2013年度は、BPMツールでは次の2製品が選定されました。それぞれの選定者のコメントを日本語訳で紹介します。

Bonita BPM
今年は、Bonita BPM6を待っていたかいがあった年です。新しいリリースでは、より高速なサービスベースの実行エンジンとREST APIを装備しています。また、再起動せずに配備プロセスを更新するために、アプリケーションの構成パラメータを抽象化できるようにもなりました。ユーザーポータルのしゃれたデザイン変更は、アクセシビリティを向上させ、モバイル端末を含めたミックス操作環境を可能にします。

Bonita BPM Studioは、電子フォームの編集とプロセスモデリングがさらに簡単になっており、新リリースでは、並行処理フローがBPMN2.0仕様に準拠し期待どおりに機能します。サブタスク(Case Management機能)およびエラー管理などの、より高度な機能は、有償サブスクリプションが必要です。アクティビティの監視とビジネスルール管理は、より強力になるかもしれませんが、頻繁な製品アップデートと信頼できるコネクタの品揃えが、BonitaをオープンソースBPM市場のベスト製品にさせています。

— James R. Borck

ソース: http://www.infoworld.com/slideshow/119652/bossie-awards-2013-the-best-open-source-applications-226975#slide24

Activiti
Activiti は、Alfresco社とピボタルのSpringSourceの部門によって資金供給され独立したプロジェクトです。ネイティブなBPMN2.0の実行エンジンと自由主義のApacheライセンスを装備しています。Activitiは、2010年に白紙の状態からBPMエンジンを開発するプロジェクトとして立ち上がりました。 元Red HatのjBPM開発責任者に導かれ、再開発したプロセスエンジンは、有償BPMの実装に見られる多くの機能が組み込まれており、Liferay Portal、Mule ESB、およびSpringなど、そうそうたるオープンソース・プラグインが含まれています。システムにはフォーム、ヒューマンワークフローのモデラー、LDAPの統合、およびREST APIなどの必要機能のほとんどが含まれています。

— Steven Nuñez

ソース: http://www.infoworld.com/slideshow/119652/bossie-awards-2013-the-best-open-source-applications-226975#slide23

11月7日にJasperSoftが東京でイベントを開催

2013年9月12日 コメントをどうぞ

オープンソースのレポーティイグおよびBIツールで有名なJasperSoft社が、11月7日に東京で初めて「JasperWorld東京」と言うイベントを開催するニュースを入手しましたのでお知らせします。

オープンソースBPMのBonitaは、BPMのモニタリングデータのレポーティングとBIにJasperSoftを使用しており、BonitaのUIを日本語化できたとしても、JasperSoftがサポートするこの部分の日本語化と国内サポートに課題を感じていました。しかし、JasperSoft社が日本市場に目を向け、このようなイベントが開かれることは大歓迎です。NTTデータイントラマートマートも彼らのBPMソリューションにJasperSoftを加えるという話が先般のBPMフォーラム2013であり、日本語化と国内サポートが求められています。

JasperSoftは海外ではすこぶる有名で、多くのオープンソース愛好家に親しまれています。日本でのサポート体制が急速に立ち上がることを願っています。  意外にも、JasperSoft日本語サイトが立ち上がっているとは知りませんでした。でも、製品の日本語化もできていないし、有償サービスしか見えません。

案内記事:

JasperWorld東京は、学習し、共有し、そして将来を見据えるための1日がかりのイベントで、ビジネスインテリジェンス(BI)の業界リーダー、トップクラスの専門家、JasperSoft社のテクノロジーの革新的ユーザーが一堂に会する絶好の機会です。

この無料のオープンソースBI会議はBIに取り組むすべての方に役立つ内容となっています。ビジネスユーザーの方にも、技術ユーザーの方にも有益な会議です。

  • 深く掘り下げた、エグゼクティブによるトークやJasperSoftの5の新機能を含む洞察、ツール、ヒント、テクニックが満載の実践的な技術トレーニングに参加できます。
  • 基調講演を行うJasperSoft社CEO、ブライアン・ジェンティールに会う機会もあります。題目:The New Factors of Production and the Rise of Data-Driven Applications(生産の新しい要因とデータ駆動型アプリケーションの台頭)
  • JasperSoftの選りすぐりのユーザーがお届けする成功事例に耳を傾けましょう。/li>
  • 当社スポンサーのエキサイティングな技術を学びましょう。
  • JasperSoftの技術専門家や、現在、過去、未来の同僚との対話に積極的に参加しましょう。
  • 1日がかりのイベントは、ネットワーキングができるレセプションで締めくくります。

今すぐ登録し、この11月7日の無料イベントにご参加ください!

 

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Cordys, OpenText社に買収される。中間価格帯のBPM製品に生きる道なしか?

2013年9月6日 2件のコメント

ECM(エンタープライズコンテンツマネジメント)製品の提供ベンダーであるカナダのOpenText社がオランダのCordysを約33億円で買収したと、2013年8月16日報じられています。

海外報道記事:
OpenText Buys Cordys to Expand BPM and Case Management
OpenText Acquires Cordys for $33 Million

OpenTextのBPMソリューションと言うと、Grobal360を2011年7月13日に約260億円で買収し、Process360に製品を改名したばかりですが、今回の買収目的は次のように表明しており、クラウド分野のソリューション強化のようです。

  • the most impressive technology sets in the BPM / SOA / Cloud arena
  • the most comprehensive set of EIM and BPM software from a single vendor

Cordysは2004年に初版がリリースされました。私がCordysを知ったのは2008年2月に米国ナッシュビルで開催されたBPMTechShowでした。その当時は包括的な機能を提供する新進気鋭の製品で注目を集めました。その後、クラウドBPMソリューションに進路を変え、クラウド上でBPMプロセスを自由に開発や体験できるサービスを提供していたのですが、いつしかそのサービスがクローズされ、過去のオープンなビジネスモデルが変質していると感じていました。エンタープライズ・ソフトウェアベンダーに買収されたことで、さらにそのオープン性は損なわれていくことでしょう。33億円での身売りは破格です。

昨年の2月には富士通がCordysをOEM契約し、「Interstage Business Operations Platform」として販売開始(Standard Editionの最低価格:1,540万円)していますが、一体どうなるのでしょうか。

1000万円~2000万円の中間価格帯のBPM専業ベンダーの大半は、ここ数年エンタープライズ・ソフトウェアベンダーに身売りしている状況です。今後のBPM製品市場はIBMやOracleなどのビックなエンタープライズ統合ソフトウェアベンダーの高価格帯(数千万円以上)とオープンソース・ベースの低価格帯(数百万円以下)に二極化すると思われます。

CordysはBPMN 2.0に対応しているか?

私の調査結果では、残念ながら、変形BPMN 1.xのサポートで止まっているように見えます。

カテゴリー:ツール, ベンダー動向, BPM, SOA