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経済産業省、「業務モデリングを中核とした手法調査研究」の第2段、公募開始

昨年11月に本ブログで紹介した平成23年度「電子経済産業省推進費(業務最適化のための業務モデリングに関する調査研究)」に引き続き、

本年9月14日付で商務情報政策局情報政策課から
平成24年度電子経済産業省構築事業(業務モデリングを中核とした業務最適化手法のための調査研究)
の公募が公告された。

昨年は、今から9年前の平成15年に公表された「EA策定ガイドラインVer.1.1」で策定した政策・業務体系の業務プロセス可視化方法論に世界各国で標準になりつつある新しい業務モデリング手法であるBPMNを組み込むための検証が主だった。今回は。この調査研究をベースに新EAガイドラインの策定するらしい。

事業内容は、米国国防総省のBEA9.0、DoDAF2.0等、海外の最新アーキテクチャ、昨年度の調査報告書、現行の業務・システム最適化指針、EA策定ガイドラインを参考にガイドラインを次のステップで作成することとしている。

1.新EAガイドラインの策定
2.新EAガイドラインをベースにした実務ガイドの修正
3.新EAガイドライン等の適応可能性の検証
4.検証委員会の実施

特に注目すべき実施内容は、

①業務改革目標
・最適化対象となる業務・サービスを明確にし、最適化目標実現のためのプロセスと期待される評価指標(KGI、KPI)を明確にする。
・最新のIT投資管理手法、業績測定参照モデル(PRM)等を参考に評価指標の策定手順を整理する。
②業務分析手法、業務体系
・BPMNをベースとした業務分析の手順を整理する。
・業務プロセスのモデリングに当たり、使用する記号等を決定し、記述ルールを明確にする。
・新しい業務分析・開発手法は、アジャイル開発的要素を含むこと。
③データ体系
・業務プロセスで取り扱うデータ構造を明確にするための手順を整理する。
・NIEM(National Information Exchange Model)など標準的な情報交換基盤に対応できるデータ体系と整合性の取れる記述として整理を行う

の3点である。

米国国防総省のBEA9.0、DoDAF2.0では、既に業務プロセス可視化手法としてBPMN 2.0が組み込まれたEAフレームワークが完成しており、ガイドラインを適用した業務モデルもBEA(Business Enerprise Architecture)のWebサイト上(閲覧: IE ✕, Chrome ◯)で公開されている。

BPMN 2.0 事例は、OV-6c Business Process Model のインデックスにあるそれぞれのモデルを参照(参照にはJavaアプレットのアドインが必要)。

実施内容のうち、③データ体系の「業務プロセスで取り扱うデータ構造を明確にするための手順」、および「NIEM(National Information Exchange Model)など標準的な情報交換基盤に対応(XML文書のタグ、データ型の標準化)」は、米国国防総省のDoDAF2.0でも未だ完成に至っていない最新の取り組みである。

この調査研究期間は、本年10月~来年2月としており、大きな成果が生まれることを期待したい。

詳細は、仕様書(PDF形式:206KB)PDFファイル を参照。

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