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経済産業省の「業務最適化のための業務モデリングに関する調査研究」結果の公表

以前、本ブログで紹介した標題の調査研究 結果が経済産業省のホームページで公表されているので紹介したい。

同調査研究は、政府内の業務・システムの最適化や調達プロセスに新しい業務モデリング手法であるBPMNを適用することを想定した場合、その効果と課題の検証をすること目的としている。具体的には次の検証を行うこととしている。

  • BPM/BPMNによる行政業務業務改革の高度化の可能性を検証する
  • 行政業務へのBPMNの適用可能性の検証する。
  • 特に、行政業務の基本となる法律・手続きBPMNで可視化できるのか、その可能性と課題の検証する

なお、同調査研究は下記の2社に委託されたもので、企画競争公募時の委託予算規模は上限は9,000万円だったと記憶している。

公表ページ

担当局:商務情報政策局 情報プロジェクト室
発行月:2012年6月
タイトル:平成23年度電子経済産業省推進費(業務最適化のための業務モデリングに関する調査研究)

公表内容とコメント

1. 全体サマリ

同サマリは、研究成果がコンパクトに、分かりやすく要約されており好感の持てる内容である。
この資料で私の目を引くのは、
ページ17:「相互運用性について」
ページ19:「プロトタイピングやシミュレーションの活用」
ページ20:「個別プロジェクトでの導入」
ページ26:「法律や制度へのモデリングの適用」
である。

特に「法律や制度へのモデリングの適用」研究は、グッドアイデアだと思う。

2. 調査研究1 (担当:株式会社 三菱総合研究所)
業務モデリング手法の検証と政府情報システムへの示唆の整理

3. 調査研究2 (担当:みずほ情報総研 株式会社)
制度に基づく手続き情報の標準モデル化と検証

所感

同調査研究は、本研究所で発信してきた研究成果と非常にかぶる内容であったが、日本BPM協会での活動成果や私個人の見解など多く引用していただいて感謝している。多額の税金が投入された研究成果であるので、さらに発展させ民間企業への成果活用に是非つなげて頂きたい。

残念なことはツールの比較評価である。日本国内の限られた製品で、しかも偏ったBPMN適用性検証が行われていた点である。BPM/BPMNの導入検討ユーザーは、くれぐれもこのレポートを鵜呑みにすべきではありません!また、BPM技術は日進月歩進化しており、1年前の製品評価が今日の製品評価につながらない現実があります。

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