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Bruce Silver氏のBPMN 2.0ブック第2版が日本でも入手可能に!

Bruce Silver氏の”BPMN Method and Style”第2版が本年11月1日に米国で一般販売が開始され、日本でも次のページから購入できる。

http://www.amazon.co.jp/Bpmn-Method-Style-Implementers-Guide/dp/0982368119/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1321484967&sr=8-2

以下に著者であるBrice Silver氏のメッセージを紹介する。

第2版について

初版はBPMN 2.0のベータ仕様を基に2009年6月に出版しました。新版は2010年8月に最終仕様となり、2011年1月にOMGによって公式採択された仕様に基づくものです。ベータ版と最終仕様版では図形表記は変わりませんが、メタモデル、XMLスキーマおよび仕様の”活用規則”に重要な変更点があり、新版はこれらを反映させています。

第1部の前半は、プロセス・モデラー(ビジネス・プロセス・アナリスト、ビジネス・アーキテクト、BPMプロジェクト・メンバーおよび開発者)を読者の中心に想定し、図形表記に焦点を当て、曖昧さがなく、完全で、一貫性のあるプロセス・ロジックをプロセス図に記述する原則(”Method and Style”)を解説しています。そして、2年間にわたる”BPMN Method and Style”の教育トレーニングの経験を反映し初版を全面的に書き直しています。

新版は、BPMフレームワークと同じ側面のエンタープライズ・アーキテクチャで同じように使われている例えば、“アクティビティ”と“プロセス” などの用語がBPMNのコンセプトでは、それぞれどのような対応関係になるかを解説しています。新版はBPMNツールでのモデルを検証する一連の規則を”ベストプラクティス”として解説した初版のBPMNスタイルを受け継いでおり、初版の3レベル・モデリング・アプローチを引き続き採用して、レベル1の伝統的なフローチャーティング技法でビジネス担当者が慣れ親しんている図形や記号による可視化基本作業、レベル2のイベント駆動の振る舞いをサポートする拡張セットに若干触れ、BPMN 2.0最終仕様の記述モデル(レベル1)と分析モデル(レベル2)のプロセスモデリング適合サブクラスに一致させるわずかなレベル調整事項を解説します。(なお、”Method and Style”で論議していたいくつかの側面は、結局BPMN 2.0の最終仕様で採用されました!)初版を購入された方でも、”Method and Style”セクションだけでも目新しい材料が十分にあり、新版を手にする価値があると思います。

第1部の後半は、BPMN実装者向けのガイドで新しいものです。主に開発者やツールベンダーを読者の中心に想定していますが、アナリストやアーキテクトにもメリットがあるでしょう。BPMN 2.0のメタモデルとXMLシリアライゼーション(異種ツール間のモデル交換のこと)を解説しています。最近登場した、いわゆるBPMN 2.0ベースのBPMSツールに関する私の考察は、いくつかのBPMNツールを理解するうえで役立つでしょう。BPMN実装者ガイドの最初の部分は、分析サブクラス(レベル2のパターン)の図形要素のみを使う非実行可能なモデルに焦点を当て、様々なXMLの要素と属性の意味と使用法について説明しています。異種ツール間のモデル交換を自動化するために重要なBPMN-Diagram Interchange(モデル交換)の概略、特にBPMNモデルが持つユニークなXML表現力および、それによってモデル交換を確実する一連の制約事項について説明しています。

第2部では、実行可能なBPMN 2.0モデル、データのマッピングと変換、サービスタスクやヒューマンタスクの割当てとその詳細について議論します。BPMN 2.0の要求仕様モデルと実際のBPM Suiteで実行可能なモデルを設計する関係を”Bonita Open Solution”のBPMツールの使用サンプルで例示を交えて説明します。最後は、”Method and Style”の使って実行可能なBPMN 2.0プロセス・モデルをBPMSに移植する実装者へのアドバイスで、この本を結んでいます。BPMN実装者ガイドは、あたかも分離した本のように見えますが、アイデアの多くは、”Method and Style”からの自然な流れであるため、それらを1冊の本にまとめることにしました。

この本は私のBPMNトレーニングの有益な参考書ですが、実際のトレーニングで”BPMN Method and Style”を実践的に学習することを推奨します。

Bruce Silver

岩田よりメッセージの補足

第2版は副題に”Implementer’s Guide”とあるように、第2版はプロセスモデル設計者向けである第1版をBPMN 2.0ベースにリニューアルし、さらにプロセスモデル実装者向けた実行可能モデルのモデリングガイドを追加したものである。本書により下図に示すプロセス設計者からプロセス実装者に至るBPMNのモデリングステップが一貫して理解できるだろう。下図のステップ分類は、BPMNの利用をガイドするフレームワークでBrice Silver氏が以前からOMGに提案していたもので、BPMN 2.0仕様書の冒頭にBPMN 2.0適合基準(Conformance)として採用され、ビジネスプロセスモデリング・ツールの用途別適合基準を規定している。

なお、レベル1およびレベル2の業務プロセス可視化/分析フェーズ(As-Is, To-Be)では、BPMN 1.xに準拠するビジネスプロセスモデリング・ツールで必要十分だ。但し、BPMツールで提供されているプロセス・デザイナは実行可能モデルの設計に焦点を当てており、分析時に重要な外部プロセスとのメッセージ交換や関連する入出力データが表記できないものが多く、レベル1およびレベル2の適用にはお薦めしない。

BPMNモデリングステップ

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  1. 悲喜子
    • 2011年11月17日09:09

      悲喜子さん、情報ありがとうございました。

      Amazon.comだと12月30日宅配到着予定の連絡が入っています。

  1. 2011年11月23日03:09

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