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アメリカ国防総省(DoD)のBPMNを使ったビジネスプロセスモデル設計ガイドライン

アメリカ国防総省のアメリカ業務改革局(BusinessTransformation Agency;BTA)は、国防総省のうち実戦力及び基地施設以外の業務改善・効率化を計画遂行する組織である。局のキャッチコピーは「兵士を支え、納税者に説明責任を果たす(Support to theWarfighter,Accountability to the Taxpayer)」としており、国防業務のシステム調達には、「DoD Architecture Framework(DoDAF)」を定め、公平性に対する国民の信頼を高めている。このDoDAFの構成要素には「Business EnterpriseArchitecture;BEA」があり、①戦略に基づいた無駄のないIT投資管理、②相互運用性(Interoperability)のある改革課題の達成とビジネスソリューションの実装、を実現するためとBEAの使用目的を定め、システム調達納品物への遵守が義務付けられている。

このBEAの中に、次のビジネスプロセスモデルの設計ガイドライン(DoDAF OV-6c)が公開されているので紹介したい。


PDFのダウンロードはここ(size:2MB/48ページ)

本文冒頭のイントロダクションでは、①設計と実行の異なるプラットホーム間でのラウンドトリップエンジニアリングの必要性、②モデリングおよび設計ツールの相互運用性について求めており、ビジネスプロセスモデルの可視化標準としてはBPMNを採用し特定ベンダーに依存しないビジネスプロセスモデル設計環境を要求している。

4章ではBPMNのプロセス可視化方法論として、プロセス・アクティビティの分解基準を①ハンドオフ・レベル・プロセス、②マイルストーン・レベル・プロセス、③プロシージャ・レベル・プロセスの3分類で定義している。また、5章、6章では、それぞれローレベルとハイレベルのプロセスデザインパターンを定義しており、モデル品質の均一性を保持するためのBPMNの可視化ガイドラインになっており、 充実した内容になっている。

本資料は英文ではあるが、BPMNを実践でお使いになる諸氏には一読することをお勧めしたい。

岩田

  1. 2011年11月14日17:28

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