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効果的なプロセスモデリングのための10の秘訣

少し前の話になりますが『TenTips for Effective Process Modeling(効果的なプロセスモデリングのための10の秘訣)』という記事がBPMInstitute.comに掲載されました。

これはBPMNのオンライントレーニング『BPMessentials.com』を作り上げたブルースシルバー氏が寄稿したものです。

アクティビティのラベルは動詞-名詞(日本語では名詞-助詞-動詞?)で書きなさい、パターンを使ってダイアグラムの統一化を図りなさい等々、誰もがうなずくような内容ですが、その中には意見が分かれそうな秘訣が含まれています。

「モデルを階層化して整理しなさい」という秘訣のことです。

階層化とは、まずはトップレベルでいくつかのサブプロセスをつないで全体像を表して、次のレベルで各サブプロセスの中身を詳細に表して…、というように必要なレベルまで詳細化を進めていくやり方です。

仕事がら多くの方々と階層化について話をしてきましたが、階層化を好む人、階層化せずにA4数枚を糊で貼り付けた巻物を好む人に二分されます(必ずしも糊を使うとは限りませんが…)。

ちなみに私は、少なくともビジネスプロセス管理のための可視化ということを考える場合には、やはり階層化を好みます。

管理自体も階層的であり、誰が何をどのレベルで管理したいのかという整理が重要だからです。

例えば「Aさん、この仕事をお願い。終わったら教えて。次はBさんに仕事をまわすから。」というレベルもあれば、「Aさん、これをやったら、次にはあれをやって。もし何々だったらこうして。」という新入社員に手取り足取り教えるようなレベルもあります。

それらの中間として「Aさん、ここまで終わったら教えて。Bさんが準備を始めるから。」というレベルもあります。

ビジネスプロセス管理において良く使われる用語で考えると、最初のレベルが”ハンドオフ”だけを管理する、最後の中間レベルが”ハンドオフ”+”マイルストーン”を管理するというイメージでしょうか。

そのような管理レベルは立場によっても異なります。例えば、部長が管理すべきことと、課長が管理すべきことはレベル感が違いますよね。

つまり、プロセスの各階層を管理の視点で明確に定義すると、プロセス管理者とはトップレベルを中心に会話をして、新入社員には最下位レベル(ある担当者の作業手順レベル)を中心に教育して、BPMSにはマイルストーンが捉えられるレベルまでを実装するということができるようになるのです。

必要以上に細かな手順まで書かれていて逆に何を管理したいのかが分かり難くなっているということが、巻物で多いと感じるのは気のせいでしょうか?

これを読んで階層化についてもっと知りたくなったら『OrganizingComplex BPMN Models(複雑なBPMNモデルの体系化)』という記事も見てみてください。

ブルース シルバー氏が階層化の秘訣を教えてくれます。

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